「親と子のパソコン通信」
「おじいちゃんからメールが来ない、メールが来ない」
と、北海道にいる孫娘が繰り返し言い始めて、なかなかやまないという。
それで父親である息子がその辺の事情をメールで知らせてくれた。
孫が教えられてメールを書くことを覚えたら、仙台に居住しているわたしどものところに、
パソコン通信でメールをよこしてくれる。
わたしは喜んで孫娘へ返信のメールを出す。
ある日、孫娘の喜びそうな品物を宅急便で送ったら、電話とは別に、
孫がお礼のメールを書いて喜びの様子を伝えて来た。
これに対して返信のメールはいいかな、と逡巡していたら、
冒頭に書いたように「メールがこない」ということになったらしい。
孫というものは、純朴で、実に可愛いものである。
パソコン通信始めてから、もっぱら北海道の息子と送受信を行っているが年老いてからのパソコンの操作ではあるが、
いろいろなことが経験できて楽しい。
とくに電話や手紙では、話得ない事柄がメールであると、割合ゆっくりとした時間の流れのなかで、
素直に吐露できることもあるから不思議だ。
加藤 長治