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DIARY

ごきぶり日記252

友への手紙(残暑お見舞い)


今年は本当に熱かった。関東でこんな弱音を吐くと、関東以西の人に何を言うか と叱られそうだが、何だか年々地球が熱くなり、馬鹿な人間の自然淘汰をして やろうとしているのではないかとも思いますよ。

この前、暑気払いに一杯飲んでから早くも1ヶ月、何だか夏はまだまだ続くようですね。
腰が痛いと聞いたがその後如何ですか。お見舞い方々、併せて残暑お見舞い 申し上げます。

この暑さも異常だが、株価が何処までも落ち込んで行きます。君は株をやらない 堅実派だから何の関係も無かろうが、日本を代表するメーカーが1年前の30%に も落ち込むのだから如何に景気が深刻かということだね。
先日、君も知っているあの地元のスナックで飲んでいたら、老夫婦が仲良く会話を 楽しんでいた。

話すうちに、以前ご協力を願った協力会社の社長夫妻だということが判った。 話が進むにつれて人脈が繋がって来る。それにつれて当然、景気の話になり、酒が 加わって愚痴混じりとなった。
業種はメカニカル。板金、切削、フライスと幅広くやって来たつもりだが、もう 駄目だ。と言っておられる。

何とかして差し上げたいとは思うものの、業種違いではどうにもならない。
小泉内閣は国民に痛みを我慢して貰うと言っているね。国民に与える痛みは均一で なければならないでしょう。
それはどの時代でも悪い奴はぬくぬくとしていただろうが、それは極く一部の話。 今回の痛みとは銀行は企業に、企業は下請けに、あるいは従業員にと水が高きから 低きに流れるように、一部の下へ流れるでしょう。

何回も話したかなぁ、昭和四年の大恐慌のとき(知っているわけがないか)、終戦 直後のこと、大衆は皆一様に塗炭の苦しみをを味わった。
ヤミ屋なんかの俄成金と蔑んで見てもそれは当時のベンチャー企業、その努力と 才能があったからでしょう。

ところが今度はそうでない。弱肉強食による淘汰が決まっているからね。今回の 悪は自分で生きる努力をするのではなく、既得権益を死守しようとする階層で、 これに役人が加担したらどうなることやら。
小泉内閣の支持率も痛みの実体次第ということだね。私は政府が何処にどんな手 を打つかに注目しています。

株が上がったら盛大に一杯やりましょう。でも無理な話かも知れないね。

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