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DIARY

ゴキブリ日記94

苦悩する企業


<D>
大型の景気対策が行われても株価は下がるばかりで円は益々安くなります。
3月決算企業の締めは5月末だから、そろそろ株主総会の時期ですね。
もっとも元気な筈のハイテクまで含めて業績は良くないようですねぇ。
失業率は公表4.2%、隠れ失業と社内失業者を含めると8〜9%だろうと
云っている人がいますよ。
社内失業者というのはこれからリストラされるという人のことを云っているんでしょう?

<A>
規制緩和やビックバーンで世の中が大きく変わるといったって、一般に実感はないよね。
でも、その影響はじわじわと出始めている。
東芝、日立のような巨大企業が本体をなくしてしまうつもりらしい。つまり、
事業を再編して、金融持ち株会社の元に独立の事業体をぶら下げるということだ。
単に組織をいじりまわして居るのではなく、“総身に知恵が廻らなくなった大男”では
これからの国際競争には勝てないという切実な問題なんだね。
日本には昔から変わらない大男が多いから。

<D>
それは大変だ。当然、系列の子、孫、曾孫まで影響しますね。
リストラ、倒産、失業はこれからということになってしまう。
何とか景気を立て直して貰わなければ。

<A>
政府や大蔵省が財政再建を“錦の御旗”にして借金何百兆円だ、
このままでは日本は破産だ、やれ、年金も払えなくなる、健保の財政は破綻する、
老齢化社会が来ると思いっきり国民に冷水をぶっかけたんだから、
今頃、「さぁ、7万円上げるよ。どんどん使ってくれ」と言ったって効果がない
ことはみんな分かりきっているよね。とうとう外圧に屈して恒久減税まで約束した。
さて、これで何とかなるかは分からないね。

<D>
一方ではアメリカのダウ平均は1万ドルに迫る勢いでインフレを懸念していますね。
バブルではないかとも心配しているようです。
アジア経済はどん底だし、一体どうなるんでしょう?景気は生き物なので、
ここら辺で少し抑えて、なんて出来ないでしょう。伸びるところまで伸ばせという感じです。

<A>
どうなるかねぇ。アメリカの実質経済成長率は大方のエコノミストの予想、
3,5に反して4.2%と出た。だから益々アメリカに金が集まり、円安が進行する。
だから輸出は伸びて貿易黒字は増える一方だ。アメリカにしてみれば、日本の
財政赤字は政府が国民から借金している国内問題で関係ない。
それよりもアジアが沈没したらアメリカも一蓮托生だから内需を拡大して、リーダー
シップを取れ、国際収支を改善しろ、貿易黒字を減らせと躍起になって迫ってくる。

でもね。アメリカの景気が今の調子で伸び続けるとは誰も考えて居ないだろうね。
何処かで突然、ブラックマンデーが起こる。そうすると輸出はガタ落ちになるが、
内需拡大は依然として進まない。大恐慌だよ。

こんなケーススタディで危機管理をやっているのだろうかね?


 

 

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