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DIARY

ごきぶり日記126

ポルシェおばさん


“ポルシェおばさん”とマスコミが報じている。

幾つかのゲーム店を経営している63歳の女性というから、立派な経営者であり、おばさん呼ばわりは失礼な話である。本来は社長さんと呼ばなければならないのかも知れない。

この“おばさん”が赤いポルシェでスーパーの店深く突っ込んでしまった画面が面白おかしく報道されている訳だが、赤いポルシェだからニュースバリューがある。 これが、小型の大衆車だったら、社会面の片隅の記事で終わりだろうが。 ポルシェなんて買う気も起こらないから幾らするのか考えたことも無いが、気に掛かるのは何で、どうやったらそうなるのかという野次馬根性である。

ニュースでは、ハンドバックだかショルダーの紐?を引っかけたので発進して、慌ててブレーキとアクセルを間違って踏み込んだといっている。ブレーキとアクセルを間違って踏み込む事故は以前に何回かあったような気がする。いずれも女性のドライバーで、目の前の母親をひき殺すという痛ましい事件を思い出す。

だが、この“おばさん”運転歴40年、無事故、無違反というから益々分からない。
先ず、店の前まで来て一旦停車し、降りようとしたらしい。そうするとその時、ギァはニュートラルに入っていたことになり、更にフートブレーキから足を外したということだ。「N」だけでは道路に傾斜が有っただけでも車は動き出すことは初心者でも知っている。

停車したら先ず、サイドブレーキを掛ける。それから「P」に入れてエンジンを切る。発進は最後にサイドブレーキを外す。これが基本手順と初歩の本に書いてあるが、これが仲々守られていない。馴れきった運転者の中には「手順なんかどうでも良い」とばかり、気にしない人が居るが、これは癖の一種のようなもので、この手順を身につけてしまうと無意識に守るようになる。

ちゃんと習慣づけて40年も運転していれば無意識の動作だろうと思うのだが、この “おばさん”どうやら頓着しないまま40年無事故で過ぎたらしい。 更に分からないのは、アクセルとブレーキの踏み違いだ。これも40年の動作なら間違おうと思っても間違えようが無いと思うのだが。
アメリカの車はアクセルがブレーキより相当高くなっており、踵をつけたまま、足先をちょいちょいと両方に動かすには高すぎる。足をあげないとつまさきがアクセルに引っかかってしまう。ドイツの車はベンツもBMWも乗ったことが無いから知らないが。

それにしても、この間違い踏み込みは知る限りでは女性に多い。ギァをバックに入れたまま発進したという例もそうだ。といったら「また、差別する!」と女房どのに叱られたのだが、この想いは消えない。

 

 

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